製品情報

材料は空気と電気だけ!

衛生環境への意識が高まって数年、日常生活において除菌によるウイルス感染対策と言えばアルコール除菌が挙げられますが、アルコールは吹きかけた場所のみへの除菌効果が強く、狭い空間・手が届きづらい場所・広い空間の除菌は行いにくかったりします。

しかし、オゾン発生器であれば、オゾン自体が臭いの原因である有機物や菌に自ら向かっていく性質を利用して、使用するだけで手が届かない場所や広い空間の除菌と脱臭が可能となります。

更にオゾン発生器は空気と電気のみを材料とするので、塩素系の薬剤とは違い残留も変異も起こさず、酸素に還元されるため残留性も無く、食品工場、飲食店、厨房でもご使用いただけます。

オゾン発生器のAir POWER® 開発秘話

「Air POWER®」開発にあたっての当社の取り組みや秘話をご紹介します。

はじめに

 2011年、国内では大規模な感染症の不安から、現在、2022年と同じくマスクや薬品が不足する事態が起こりました。
当時、その感染症は致死率60%ともいわれ、不安視されていました。幸い、国内での流行はありませんでした。

オゾンの除染力に注目していた我々は、今後、国内でのパンデミックに備えて消防局、消防本部へ『オゾン発生器』導入の提案を始めました。
当時は、他社メーカーのオゾン機器を持ち、中四国エリアの全ての消防局、消防本部に何度もお伺いさせて頂きました。

その際には、隊員さん達の生の声を聞き、署によってどのような導線、活用方法が、効果的に安全に使用できるのかを考え、ご提案させて頂きました。
消防本部の、新庁舎建て替えの際には、お声がけを頂き消毒室内ではどのような設置、導線が良いか等、お話もさせて頂きました。

また、隊員さんの声から、「人の除染ができるテントを」との声があり(株)太陽工業で製品化となりました。

2011年 消毒室の導入時

そして、2022年現在は、医療崩壊という言葉をよく聞きます。

私が想定する医療崩壊の大きな原因には『院内感染』『病床の限界』『医療従事者のメンタル崩壊』があります。

オゾンの力で『院内感染』が少しでも防げるのではないかと、感染拡大と共に除染機の価格が高騰する中、オゾンの力でできること、消防へのご提案で私が説明させて頂いた事、そして、誰もがリスク軽減できるような価格でと開発を始めました。

重篤化の恐れがある疾病患者様、医療従事者の方の不安を少しでも軽減し、多種多様なウイルス、菌への防疫意識が高まる中

 『より簡易に』『より安全に』『より効果的に』『より安価に』

他社にはない過去、救急の第一線で戦われる隊員さんの現場の声、中四国エリア全ての消防本局、本部に伺い聞かせて頂いた経験を活かし、社会の皆様の暮らしを豊かにする製品の開発を行っております。

そして、正しくお使い頂く事で、オゾンにはできる事がたくさんある! それを皆様にお伝えする務めがある。そのように考えています。

代表取締役 藤田 慎也  

弊社には、現場の声に耳を傾け、ともに改善してきたという強みがあります!!